株式会社 福島建築設計事務所様
株式会社福島建築設計事務所
代表取締役所長 萩原憲一
創業60年を超える、前橋市の建築設計事務所。
コンセプト「美しさは、すべてにやさしい。」のもと、北関東一円の自治体を中心に数多くの公共的な建築物を手がける。これまでに手がけた作品は1,500件を超え、人々が安心して集うことができる建築物を提供し続けている。
制作物:ホームページ
ホームページをリニューアルしようと思ったきっかけは?
リニューアル以前のホームページも思い入れがあり、とても気に入っていました。しかし、以前のホームページは公開してから7年が経過していたので、操作性が時代に合っているとはいえませんでした。そのため、デザインや技術を一新して、私たちが時代に求められる建物をリードしていくという所信表明を、ホームページを通して表現しようと思いました。
さらに多くのユーザーと接することができるホームページへの期待として、エンドユーザーが気軽に相談できるようにし、それまでの設計業界が抱えていた、敷居が高く、固いイメージを払拭したいという想いもありました。
また、所長が先代から私に替わり間もなかった当時、スタッフの創造性がさらにのびのびと発揮できる環境を作りたいと考えていました。そのためにホームページで様々な職種のスタッフにスポットライトを当てることで、社内のコミュニケーションツールとしての役割も果たせたらと思っていました。
プロポーザルでアルファー企画を選定したポイントは?
プロポーザルは、「人」を選ぶために開催しました。
今回は数社様にお声掛けをしました。当然ですが、プレゼンテーション時には完成形を見ることは不可能です。そのため、選定させて頂く際に重要となるのが、対応力や仕草に目を向けることで予測できる発展性です。プレゼンテーションを受けるにあたり、事前に私たちが抱えている課題や求める要望を伝えましたが、実際にホームページを作るなかでこれらが増える、または変わる可能性は十分にありました。こういった時に柔軟かつ適切に対応ができると期待させてくれることが選定における重点項目でした。
この「発展性」をアルファー企画が表現していたことと、制作担当者も実際にヒアリング、プレゼンテーションに参加して頂き、組織力を感じることができたことが選定したポイントです。
ホームページを作り上げるなかで留意したことは?
私たちからの漠然とした要望を具体的に表現することと、さらにプラスアルファの提案を促すことです。
ホームページを通して発信したいメッセージを伝えることで適切なアウトプットを実現するだけではなく、その表現方法を含めてプラスアルファの提案を求めました。
例えば、トップページの弊社の特徴的な数字を表現する方法は、社内外問わず好評を得ています。
全体を通して過剰なアピールは行わず適切に、見やすいアプローチ方法を選択することに気を付けました。
抱えていた課題をどう解決したか、そしてホームページを今後どのように活用していきたいか?
公開をして、クライアント様や取引先様から「変わったね」と声を掛けて頂くことが多いです。
また、当社で手がけた作品紹介にあえて設計以外の担当者名を公開することで、良い意味で、スタッフにこれまで以上に責任を持ってもらうことができました。今後はさらに喜びや充実を感じてもらいたいです。
業界全体に目を向けると、当社のホームページは、自社の存在を知らせるだけではなく、設計という業界自体の認知を広める役割も担っていると考えています。
作品を周知することで当社に親近感を持って頂きながら「地域をリードする設計事務所」を目指したいと思います。
株式会社福島建築設計事務所 公式サイト
http://www.fukushima-ae.co.jp
実績紹介ページ
https://www.alpha-planning.co.jp/web/477.html